かえる子の「美手帳」

 元 美容部員    現 化粧品分析  

日焼け後の正しいアフターケアを!おすすめの化粧品成分で日焼けをリセットへ!

こんにちは、かえる子です!
みなさま気温が少しづつ上がってきてますね。
夏がどんどん近づいてきてますが、体調は崩してないですか?
今回はお肌の大敵!日焼けのアフターケアについて紹介します。


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日焼け後の正しいアフターケアを!おすすめの化粧品成分で日焼けをリセットへ!

 

 

 

 

 

 

 

〇日焼けとは?

夏になって日差しを浴び続けると、肌が赤くなってピリピリなどした経験はどの方もあるのではないでしょうか?

この肌が赤くなるのは『サンバーン』といって、『一種の軽い火傷』なのです。

なので『日焼けは軽い火傷状態』ということになります。

サンバーンという炎症は、紫外線の影響により真皮の血管を拡張・充血させるため、外から見ると赤く見えます。

良かったらこちらも一緒にご覧ください。

kaeruchan1991.hatenablog.com

 

 

 

 

 

□日焼け後のお肌状態とは

サンバーンの炎症が治まったあと、肌を守るため皮膚にバリアゾーンをつくろうとするメラニン色素』の働きで、黒くなってしまいます。黒くなるのは紫外線から肌を守るため、メラニンのコートを一枚余分に着たという感じで想像すると、わかりやすいと思います。

 

 

 

 

□そもそも『メラニン』とは

メラニン』は、人の肌の中にあるメラノサイト』と呼ばれる細胞から作られています。そのメラノサイトは、メラニンを作れという指令が届くとメラニンを作り始めるので、その指令によってメラノサイトメラニンを生成するようになるのです。

ちなみにその指令を送っているのは『エンドセリン』という情報伝達物質です。

 

 

 

 

□『メラニン』はなぜ肌を黒くする?

メラニン』はなぜ肌を黒くするのか、それは肌を守るためなのです。

まず、肌が焼ける原因の紫外線には肌に有害な物質が含まれており、浴びすぎると細胞にダメージを与えて肌老化の原因になります。そこで、『エンドセリン』が『メラノサイト』に「肌の色素を濃くして肌を守って」と指令をだし、アミノ酸の一種を『メラニン』へ変化させ黒褐色の色素が生まれて、肌表面に押し出されて肌が黒くなります。

肌が黒くなるのは、紫外線から守るためだったんですね!

 

 

 

 

□『メラニン』が作られてもすぐには黒くならない

メラニン』が作られたからと言ってすぐに肌が黒くなるということではなく、ある程度の量になると肌が黒くなります。

できるだけ早い段階で、「紫外線ダメージ(炎症)」を鎮めれば、メラニン生成も早めに収まり、肌色の変化を最小限にできます。

ではケアはどうすればいいのかを次にご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

〇日焼け後のお肌の正しいアフターケア

 


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日焼けをした後に、日焼けが残り続けるのが嫌なら必ずアフターケアをしましょう!

ケアをするかしないかでは、かなりの差があります。

肌の日焼け・炎症を鎮めるためにオススメなのが有効成分でもある『抗炎症成分』です。

 

ちなみに「美白コスメ」はメラニンの生成や酸化を予防するのが基本効果になります。日焼けした後はすでにメラニンが次々に生産されている状態のため、この段階になると美白成分を塗ってもあまり意味がないのです。

 

 

□『抗炎症成分』とは

厚生労働省が効果を認めたものが「有効成分」で、その中に『炎症を抑える力』があるのが『抗炎症成分』です。

主に「薬用」「医薬部外品」と書いてあるものは、厚生労働省で許可した成分を一定濃度で配合したものを指します。

 

 

 

 

□日焼けした後のケアにオススメの『抗炎症成分』

日焼け後にオススメの『抗炎症成分(医薬部外品)』をご紹介します!

スキンケア化粧品を選ぶ際に、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

・グリチルレチン酸ステアリル

→もっともポピュラーな『抗炎症成分』ステアリルはクリームなど油が多い製品に配合。

 

・グリチルリチン酸2K(ジカリウム)

→もっともポピュラーな『抗炎症成分』ステアリルはクリームなど油が多い製品に配合。

2Kは化粧水など水が多い製品に配合されている。

 

・プラセンタエキス

→美白有効成分で微弱な抗炎症作用も確認されている。角質のターンオーバーも促進する働きによりメラニンを早く排出する効果も期待されている。

※注射や飲み薬に使われている「プラセンタ」は化粧品用とは違います。

 

・m-トラネキサム酸

→肝斑に効くことで有名な成分だが、炎症を抑えるのにも効果的。

 

・酢酸トコフェロール

→抗炎症成分ではないが、血行促進で代謝を速めてメラニンの排出を促す。

 

・アラントイン

→細胞修復を手助けし、創傷治療を促進する。抗炎症作用もある。

 

 

 

 

 

〇まとめ

今回は日焼け後のアフターケアとして、オススメな化粧品成分についてご紹介しました!

アフターケアをしない・するでは、肌の濃さも変わりますが、それ以上にシミやシワ、乾燥などにもつながってきますので、日焼け後はしっかりアフターケアをしましょう!

では、引き続き素敵な美容生活を!かえる子でした。